アトピー性皮膚炎のケア

皮膚炎のケア アトピー性皮膚炎はかゆみを伴う発疹や湿疹などが起こる皮膚炎ですが、症状の出方には個人差があり軽い人もいれば症状が重い人もいます。
その症状の出方によってアトピー性皮膚炎のケア方法も違ってきます。
症状は面積に関係なく体調や環境などの変化で軽い症状が出てすぐに症状が治まる軽度のもの、全身の皮膚の1割未満の範囲で炎症やかゆみが強くでる中等症、全身の3割未満に中等症よりも強いかゆみや炎症が出る重症、それよりも広い範囲に強いかゆみや炎症が起こる最重症の4段階に分けられます。
軽度の場合にはボディローションやクリームなどで保湿ケアを行うことでケアを行うことができます。
中等症の際にも傷などがひどくなければローションやクリームで保湿ケアを行って、固形オイルのクリームなどで水分の蒸発を防ぐことでケアできます。
乾燥が強く傷や炎症がある場合にはオイル系の保湿ケア用品を使うようにすると良いです。
乳幼児の場合には顔や頭部を中心に症状が出るので、その部分のこまめな洗浄が大切ですがごしごしとこすらずに優しく洗うことが大切です。その後、ベビーローションやオイルなどで保湿ケアを行うようにしましょう。
重症や最重症の場合にはステロイド剤などの投薬が必要になることがあるため自分でケアするのではなく、病院を受診して治療を行うようにすることが大切です。

生活習慣が及ぼすアトピーへの影響

皮膚炎の一種であるアトピーは、角質層の免疫機能が異常を起こす事で肌が薄く赤くなります。
重症化すると白く粉をふいたようになり、かゆみや痛みが常時続くため、肉体的にも精神的にも苦痛を伴い深刻に悩んでいる人も少なくありません。
アトピーに特有のこの症状を緩和するためには生活習慣を見直す事が大切です。食に関してはビタミンや良質タンパク質を含むバランスのとれた内容にすることはもちろん、香辛料や合成添加物を極力減らすようにしましょう。
またリノール酸の取り過ぎは悪影響を与えることが最近の研究では解明されているため、オメガ3など油分に注意する事が必要です。
衣類は化繊よりも天然繊維の方が通気性もよく、肌に負担をかけません。合成香料を多量に含む洗剤や柔軟剤は刺激の原因となるので避けた方が賢明です。
喫煙や過度の飲酒は確実に症状を悪化させる生活習慣なのできっぱりとやめます。
換気や掃除はこまめにすることでハウスダストやアレルギーの原因を排除し、入浴のあとは保湿に十分気を使います。
治療用に処方されるステロイドはリバウンドや副作用の心配がありますが、それに対し生活習慣の見直しは健康にもよく早期改善への早道でもあります。